持ち上がりクラスの年中さくら組。そこに4月から新しく一人の友だちが入ってきました。みんな知っている中に入るなんて、大人でも緊張で顔が強張ってしまいます(´Д`ι)
最初は一生懸命この状況に対応しようと、よく周りを観察していました。生活の仕方が分かり環境にも慣れてきたことで大好きな電車を作るなど「もの」と向き合うことで自分の居場所を感じたり、安心して過ごしたりできるようになりました。
ある時、忍者の絵本(屋敷の仕掛けや修行の仕方が載っている本)を見ていたその子の元に、2人の子が来て一言。「うおぉー!にんじゃやしきつくりたい!!」
「いいね!!」
「忍者」というイメージが3人を繋げたのです!

「この入り口には、誰か来たら分かるように仕掛けをつけるのはどう?」
「いいね!」
「ここにつけていい?」
「うん!」
一言一言にちょっぴり緊張が見え隠れしていますが
この日ははじめて自分の思いを
たくさん友だちに表現していました。
同じ目的に向かう、ただそれだけで
ここまでぐっと距離が縮まる。
簡単なようで難しい。
でもこの日を境に、心の仕掛けは外れたよう。
(↑ちょっと掛けてみたけど上手くない...笑)
ふきしまようちえん
さくら組での大きな一歩となりました。

翌日は他にも仲間を増やし
次は何を作るか相談を始めています。
恐るべし、忍者の魅力。
さくら忍者の忍者屋敷、期待しています!!